
商品を選んでもらうためには、商品の強味が必要です。
商品の強みのことをUSP「Unique Selling Proposition」と言いますが、このUSPをうまく伝えることがコンテンツ作成では重要となってきます。
この記事では、どのようにしてUSPを決め、伝えていくかについて解説します。
何をUSPにするのか?
ユーザーが商品を選ぶとき、別の商品との比較を行います。
よって、その商品が、別の商品より買いたくなる理由を持っていることに気づいてもらう必要があります。
レストランを例に、USPになりそうな要素を考えてみましょう。
◆料理
・地元の朝採れ野菜を使っている
・地元ならではの珍しい野菜を使っている(鎌倉野菜、京野菜etc.)
・漁港で捕れたばかりの新鮮な魚介類を使っている
・本場から招聘した料理人が調理している
・デカ盛り
・とにかくどれも量が多い
・インスタ映えするビジュアル
・18品のおばんざいなど女子が喜ぶ料理
・30年間継ぎ足している秘伝のたれ
◆スタッフ
・本場の三ツ星レストランで修業した料理長
・威勢の良い名物店長
・本場で受賞歴のある小籠包職人
・日本人初本場イタリアで優勝したピザ職人
・この道60年の名物おばあちゃん
・ミス〇〇の看板娘
◆店舗
・古民家を移築した落ち着きのある店舗
・シンボルツリーのあるメルヘンチックな店舗
・長居ができるゆったりとした店舗
・有名な建築家が設計した店舗
など
USPの伝え方
USPが決まり、伝えることができれば、ユーザーに認知され、それを求めるユーザーの購買意欲を高めることができます。
- USPが過不足なく伝わる写真を載せる
- ユーザーが知りたい情報を的確に表現する
- 情報が整理されていて、知りたい情報に素早くアクセスできる
- 信頼できる情報を正確に伝える(価格、量、素材など)
- 商品に変更が生じた場合はすみやかに更新する
- 商品にまつわるストーリーを語る
- こだわりを余すところなく伝える
伝え方のポイントを念頭に置いて、情報を収集しコンテンツを作成していきます。
ユーザーは効率的な情報収集が目的なので、上手な文章を書くことよりも、簡潔にわかりやすい文章を書くことを意識しましょう。
まとめ
USPを見つけて、ユーザーが見やすくわかりやすいコンテンツをまずは作成してみましょう。
その後、商品にまつわるストーリーや思いを盛り込むことで、USPがよりいっそう強化されることでしょう。